介護のコツ 介護保険の悩みを詳しく説明しています

姿勢に気をつけるのも介護のコツです

介護のコツの中で、体の動きを考えること以外にも、
自分の姿勢に気をつける事も重要です。

『介護者の姿勢』
布団で寝ている人の介護をする時は、できるだけ片膝立ちで行ってください。
腰の負担を軽減させる介護のコツです。

両方の膝をついていると、骨盤の動きが制限されるので、背骨の腰の部分に負担がかかります。
少しずつ負担が溜まっていくと、なんとなくいつも腰が重かったり軽い痛みが続いたりといった症状が出ることがあります。一気に力が加わると、急性腰痛(ぎっくり腰)になることもあります。

介護者が倒れてしまっては、どうにもなりませんね!

ベットで寝ている人の介護をする時は、上記の理由で骨盤の動きを制限しないような姿勢をとることが必要です。それには、どちらかの膝をベットの上にあげるか、それが大変だったら低い大を足元において、そこに片足を挙げて膝が曲がった状態を作りましょう。

介護のコツを上手に使って、要介護者も介護者も元気に生活してください。

このほかにも介護のコツはいくつかあります。またこんど!

体のしくみ

高齢者の介護・・・「介護する側の負担が大きい」とよく言われます。
精神的な負担も当然ありますが、それと同じくらい体力的な負担も相当なものです。

特に、寝たきりやそれに近い人を介護している方は、自分の体への負担を感じていませんか?

おむつ交換や、褥創(床ずれ)予防のための体位変換(体の向きを変える)の時、あなたはどのようにしていますか?力任せにしていませんか?

人間の体は、大きく分けると 頭・体幹(胴体)・腕・足(太ももから下)に分けられます。
そしてそれぞれをつないでいるのが・・・・・・・・

頭と胴体→ 首から肩にかけての肩甲帯と呼ばれる部分です。
胴体と足→ 骨盤

(細かく説明すると難しくなるので、興味のある方は専門書を呼んでくださいね。)

この、肩甲帯か骨盤のどちらかを中心に体の向きを変えると以外に力を使わずに体位変換が行なえます。特に、骨盤を回転させてあげるように介護するといいですョ!

★この時注意することは、両腕を体の正面(胸からおなか)に乗せておくことです。

骨盤と肩甲帯は、背骨とその周りにある筋肉などで結果的につながっているのです。
ですから、骨盤を回転させるとある程度肩甲帯も回転してくるのです。
そのときに少しだけ肩を介助してあげれば、楽に横向きにすることができます。

★もし、膝を立てることができる人であれば、両膝を立てた状態でやってみてください。
 更に、少ない力で横向きにすることができます。

杖 歩行器を選んで上手に介護

杖・歩行器・シルバーカーこれは、シルバーカーと呼ばれる、歩行補助具です。

体を支える力の弱い、お年寄りなどに愛用されている物です。
疲れたら椅子の部分に座ることも出来ますから、外出用に良い補助具といえます。

1つの注意点は、欠点でもあり特徴でもある部分ですが、
キャスター(車輪)が付いていると言うことです。

キャスターの着いている利点としては、前進するときにスムーズに操作できることです。

欠点は、後方に重心が行ってしまった場合に支えにならなくなることがあります。

ですから、少し腰やひざの曲がった、意中も前傾して歩くような方には、良い補助具でしょう。

認知症の物盗られ妄想

物盗られ妄想
財布や通帳が盗まれたという(物盗られ妄想)はよくある現象です。
そして、認知症のお年寄りが「財布がなくなった」「通帳が盗まれた」と
騒ぎ出したとき、最初に疑われるのは、ほとんどの場合、身近な妻か息子の嫁等のいつも介護をメインで行っている人の場合が多いようです。

朝から晩までお年寄りを介護しているにもかかわらず、身に覚えのないことを疑われて、イライラしたり、憤慨するのも当然です。

しかし、認知症のこういう症状の場合、興奮していい返すのはかえって逆効果なのです。
まずは、自分の気持ちを落ち着かせて、なくしてしまったと思い込んでいる「お年寄り自身がいちばん困っている」ということを理解するよう努力しましょう。
そして、「一緒に探してみよう」等、お年寄りの気持ちになって行動をしてみましょう。

【まとめ】
認知症のお年寄りが
財布などをしまい忘れて、介護者を疑う場合

・たとえば自分が疑われたそしても、
「とってないよ」など言い返すことは厳禁
・自分が落ち着き、「なくしたと思っている本人が一番困っている」
 「困っているから興奮しているんだ」と理解してあげましょう。

具体的な対応は・・・・

・まずは本人を落ち着かせる
 お茶を飲ませてあげたり、なくしたものへの関心をそらす
・一緒に探してあげましょう
 「なくしたままでは困るから、一緒にに探しましょう」と提案し、実際に  行動する
・あまり頻回で、時間が取れない場合などは、別の代替品をあらかじめ用意 しておくのも一つの手です。(例えば、同じような財布など)


この、物盗られ妄想のほとんどは自分でしまった場所を忘れてしまい、更にはしまったことも忘れてしまうことが原因です。

認知症の方がつじつまの合わないことや、理解不能な解釈をするのは
記憶がつながらない(記憶ができなかった部分)を何とか自分でつなぎ合わせようとして起こる現象だと思います。

褥瘡(じょくそう)床ずれ

【褥瘡予防】
褥瘡(床ずれ)は、同じ姿勢で長い時間寝ていると、ベッドに圧迫されているところ(特に尾骨などの骨の出っ張っているところ等)の血管が圧迫され血行が悪くなり、
炎症が起きておこるものです。
従って褥瘡(床ずれ)を防止する最善の方法は、寝たきりにしないことですが、 どうしても寝たきりで体を起こすことができないという場合には、
最低でも2時間おきくらいに体位変換をおこないます。
また、身体を清潔に保ち、栄養状態を良好に保つことも重要です。


【褥瘡予防は?】
褥瘡(床ずれ)を防止する用具としては
(1)要介護者の体位を動かし、身体を支える面を変えるもの
(2)より広い面で身体を支えることにより体重の圧力を分散するもの
があります。
褥瘡(床ずれ)防止用のクッションやマットレス等がありますので、専門家に相談して要介護者の身体状況にあったものを選択しましょう。

【褥瘡の対処】
褥瘡(床ずれ)は早期発見と適切な手当てが大切です。
入浴、清拭(せいしき)や着替えの時などに皮膚が赤くなっているところがないか注意して観察しましょう。
赤くなっているのは床ずれの第一段階です。
褥瘡(床ずれ)を発見した場合には、医師や看護師などの専門家に相談し、早い段階で対処してください。
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