【物盗られ妄想】
財布や通帳が盗まれたという(物盗られ妄想)はよくある現象です。
そして、認知症のお年寄りが「財布がなくなった」「通帳が盗まれた」と
騒ぎ出したとき、最初に疑われるのは、ほとんどの場合、身近な妻か息子の嫁等のいつも介護をメインで行っている人の場合が多いようです。
朝から晩までお年寄りを介護しているにもかかわらず、身に覚えのないことを疑われて、イライラしたり、憤慨するのも当然です。
しかし、認知症のこういう症状の場合、興奮していい返すのはかえって逆効果なのです。
まずは、自分の気持ちを落ち着かせて、なくしてしまったと思い込んでいる「お年寄り自身がいちばん困っている」ということを理解するよう努力しましょう。
そして、「一緒に探してみよう」等、お年寄りの気持ちになって行動をしてみましょう。
【まとめ】
認知症のお年寄りが
財布などをしまい忘れて、介護者を疑う場合
・たとえば自分が疑われたそしても、
「とってないよ」など言い返すことは厳禁
・自分が落ち着き、「なくしたと思っている本人が一番困っている」
「困っているから興奮しているんだ」と理解してあげましょう。
具体的な対応は・・・・
・まずは本人を落ち着かせる
お茶を飲ませてあげたり、なくしたものへの関心をそらす
・一緒に探してあげましょう
「なくしたままでは困るから、一緒にに探しましょう」と提案し、実際に 行動する
・あまり頻回で、時間が取れない場合などは、別の代替品をあらかじめ用意 しておくのも一つの手です。(例えば、同じような財布など)
この、物盗られ妄想のほとんどは自分でしまった場所を忘れてしまい、更にはしまったことも忘れてしまうことが原因です。
認知症の方がつじつまの合わないことや、理解不能な解釈をするのは
記憶がつながらない(記憶ができなかった部分)を何とか自分でつなぎ合わせようとして起こる現象だと思います。
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