高齢者の介護・・・「介護する側の負担が大きい」とよく言われます。 精神的な負担も当然ありますが、それと同じくらい体力的な負担も相当なものです。 特に、寝たきりやそれに近い人を介護している方は、自分の体への負担を感じていませんか? おむつ交換や、褥創(床ずれ)予防のための体位変換(体の向きを変える)の時、あなたはどのようにしていますか?力任せにしていませんか? 人間の体は、大きく分けると 頭・体幹(胴体)・腕・足(太ももから下)に分けられます。 そしてそれぞれをつないでいるのが・・・・・・・・ 頭と胴体→ 首から肩にかけての肩甲帯と呼ばれる部分です。 胴体と足→ 骨盤 (細かく説明すると難しくなるので、興味のある方は専門書を呼んでくださいね。) この、肩甲帯か骨盤のどちらかを中心に体の向きを変えると以外に力を使わずに体位変換が行なえます。特に、骨盤を回転させてあげるように介護するといいですョ! ★この時注意することは、両腕を体の正面(胸からおなか)に乗せておくことです。 骨盤と肩甲帯は、背骨とその周りにある筋肉などで結果的につながっているのです。 ですから、骨盤を回転させるとある程度肩甲帯も回転してくるのです。 そのときに少しだけ肩を介助してあげれば、楽に横向きにすることができます。 ★もし、膝を立てることができる人であれば、両膝を立てた状態でやってみてください。 更に、少ない力で横向きにすることができます。
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